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オンライン ヘルプ

SMB

SMBを有効にすると、SMBプロトコルに対応したOSではNASの共有フォルダにアクセスすることができます。Windows Active Directory(以下、AD)を使用している場合、ADドメインにNASを追加することができます。

  • Workgroup(ワークグループ):これは、NASが属するローカルエリアネットワークのワークグループです。
  • WINSサーバー:Microsoft Windows インターネット ネーミング サービス (WINS) は、NetBIOS 名を IP アドレスとマッピングするサービスです。Windows ユーザーは、システムが WINS サーバーに登録するよう設定されている場合、TCP/IP ネットワーク上でシステムをより簡単に探し出すことができます。
  • 最上位のSMBバージョンと最下位のSMBバージョン:ネットワークの構成によっては、ASUSTOR NAS がサポートする最上位のSMBバージョンと最下位のSMBバージョンに設定することができます。
    • SMB 3:SMB 3 は、Windows 8 および Windows Server 2012 以降対応されています。これは SMB 2 の強化版です。
    • SMB 2:SMB (Server Message Block) 2 は、Windows Vista 依頼サポートされており、SMB の強化バージョンです。SMB 2 はネットワーク パケット数を低減し、性能を高めるために、複数の SMB 操作を 1 つのリクエストにまとめることができます。
  • SMBマルチチャンネルを有効にする:SMBマルチチャンネルは、ネットワークに接続されたイーサネットポートの数によって決まる倍率で速度を向上させることができます。※注意:この機能はベータ版であり、ファイル転送時にわずかな確率で破損する恐れがあります。また、SMBマルチチャンネルはSMB3デバイスにのみ対応しており、クライアントデバイスも同じ数のEthernetポートでネットワークに接続されている必要があります。
  • Local Master Browser(ローカルマスターブラウザ):このオプションを有効にすると、NASはローカルエリアネットワークから、そのワークグループの他のすべてのコンピュータの名前を収集します。

    注意:この機能を有効にすると、ハードディスクをハイバーネーション状態にできなくなる場合があります。

  • NTLMv2認証のみ許可する:NTLMv2はNT LAN Manager version2の略です。このオプションを有効にすると、Microsoft ネットワーク共有フォルダへのログインは NTLMv2 認証を使用した場合だけ許可されます。オプションが無効になっている場合、NTLM (NT LAN Manager)がデフォルトで使用され、NTLMv2はクライアントによってネゴシエーションできます。デフォルトの設定では無効となっています。
  • OpLock を無効にする:このオプションを選択すると、CIFS のOpportunistic Locking が無効になり、データベースアプリケーションがネットワークを介して NAS デバイスの共有フォルダにあるデータベースファイルに高速でアクセスできるようになります。
  • デバッグログを有効にします:デバッグを目的として、より詳しいログが保管されます。このオプションを有効にすると、システムの性能が影響を受けます。
  • WS-Discoveryを有効にする:WS-Discoveryは、ローカルネットワーク上のWindows PCからNASを検索されるようにできます。NAS内にあるコンテンツを見つけて閲覧するには、Windowsの「ファイルエクスプローラー」で「ネットワーク」を開き、「コンピューター」というアイテムを選択することによって可能になります。※上記の手順は、使用者のビュー設定に基づいて異なる場合があります。

Windows Active Directoryについて

NASがADドメインに正常に追加されると、アクセスコントロールシステムアプリで見つかるドメインユーザー、ドメイングループおよび共有フォルダ設定を使用してアクセス権を構成できます。 ADユーザーは、自分のADアカウントを使用してNASにログインしたりアクセスすることができます。



参考

NAS 106 - Microsoft WindowsでNASを使用する

NAS 206 - NASとWindows Active Directoryを使用する