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NAS 371

Google Workspace Backup の使用

Google Workspace Backup の使い方を学ぶ

2026-10-06

コースの目的

このコースを修了すると、以下のことができるようになります:

  1. Google Workspace をバックアップする前のすべての必要な設定を完了する。
  2. アカウント権限および API 設定が適切に構成されていることを確認する。

 

前提条件

コースの前提条件:

なし

 

目次

1. Google ドライブ API の設定

2. サービスアカウントとキーの作成

3. ドメイン全体の委託アクセスの承認

4. Cloud Workspace Backup を使用して Google Workspace をバックアップする

5. 注意事項・確認事項


 

1. Google ドライブ API の設定

 

  1. Google 管理コンソールにログインします(バックアップ対象のドメインアカウントを使用:https://admin.google.com/)。
  2. 「アプリ」>「Google Workspace」>「ドライブとドキュメント」へ移動します。

  3. 「機能とアプリケーション」をクリックし、「Drive SDK」を見つけて「Drive SDK API を使用して Google ドライブへのアクセスをユーザーに許可する」にチェックを入れます。

  4. 設定を保存します。



2. サービスアカウントとキーの作成

 

  1. Google Cloud Console(https://console.developers.google.com/)にアクセスし、特権管理者アカウントでログインします。

  2. 新しいプロジェクトを作成します。
  3. 新しいプロジェクト内で「API とサービスの有効化」をクリックし、次のサービスを検索して有効化します:
    • Admin SDK API
    • Google People API
    • Gmail API
    • Google Calendar API
    • Google Drive API








  4. Google Cloud Console のホームページへ移動し、「IAM と管理」>「サービス アカウント (Service Accounts)」をクリックします。

  5. サービスアカウント名(任意)を入力し、「作成して続行」をクリックします。
  6. ロールで「プロジェクト > オーナー (Owner)」を選択し、任意のフィールドはスキップして設定を完了します。


  7. 前の手順が完了するとサービスアカウント一覧ページに自動的に移動します。右側のアクションメニュー (⋮) >「キーを管理 (Manage keys)」>「鍵を追加 (Add key)」>「新しい鍵を作成 (Create new key)」をクリックし、JSON 形式を選択します。ダウンロードしたファイルは安全に保管してください。


  8. キーがコンピュータに保存されます。「閉じる」をクリックしてダイアログを閉じます。
  9. 該当するサービスアカウントの「一意の ID (Unique ID)」をコピーします。後ほど承認設定に入力する必要があるため、メモ帳などに一時的に貼り付けておいてください。



3. ドメイン全体の委託アクセスの承認

 

  1. Google 管理コンソール(https://admin.google.com/)に戻り、「セキュリティ」>「アクセスとデータ管理」>「API の制御」へ移動します。
  2. 「ドメイン全体の委任を管理 (MANAGE DOMAIN WIDE DELEGATION)」>「新しく追加 (Add new)」をクリックします。


  3. 以下の情報を入力します:



4. Cloud Workspace Backup を使用して Google Workspace をバックアップする

Google Workspace の必要な API 設定とドメイン認証が完了したら、ASUSTOR NAS で Cloud Workspace Backup を開き、Google Workspace ドメインを追加してバックアップタスクを作成できます。


Google Workspace ドメインを追加する

Cloud Workspace Backup を開き、Add を選択して Google Workspace ドメインを追加します。管理者権限を持つ Google Workspace アカウントを入力し、必要に応じてバックアップするデータの種類を選択します。Gmail、Drive、Contacts、Calendar、Shared drives などに対応しています。

また、すべてのユーザーと共有ドライブを自動的に含めるか、バックアップ対象のユーザーと共有ドライブを管理者が手動で選択することもできます。

設定を確認し、Next をクリックして続行します。



管理者アカウントを入力して Service Account Key をインポートする

次に、Google Workspace の管理者権限を持つアカウントの Domain admin email を入力し、Google Cloud Console で事前に作成した Service Account の JSON キーファイルをインポートします。

管理者アカウントと Service Account Key が正しく設定されていることを確認し、Next をクリックして続行します。

注意:Service Account の JSON キーには、Google Workspace のリソースへのアクセスに必要な認証情報が含まれています。ファイルは安全な場所に保管し、許可されていないユーザーと共有しないでください。



追加した Google Workspace ドメインを確認する

設定が完了すると、Domains ページで追加した Google Workspace ドメインを確認できます。

このページでは、ドメイン、管理者アカウント、バックアップ対象のユーザー数などの情報を確認できます。また、ページ上部の Edit、Backup now、Details、Remove などのオプションからドメインを管理できます。

ドメインが正常に追加されたことを確認したら、バックアップタスクの作成に進みます。



新しいバックアップタスクを作成する

Tasks ページに移動し、New Task をクリックして新しいバックアップタスクを作成します。

まずタスク名を入力し、バックアップする Google Workspace ドメインを選択します。次に、バックアップするデータの種類を選択します。

Gmail

Google Drive

Shared drives

Contacts

Calendar

設定が完了したら Next をクリックしてバックアップタスクの設定を確認し、タスクを作成します。


バックアップデータを参照する

バックアップタスクを作成してデータのバックアップが完了したら、Domains で対象の Google Workspace ドメインを選択し、バックアップされたデータを確認できます。

Cloud Workspace Backup では、Gmail、Drive、Shared drives、Contacts、Calendar など、データの種類ごとに分けて管理できます。たとえば Gmail では、バックアップされたメールを直接参照し、フォルダー、検索、リスト表示などを使用して必要なデータをすばやく見つけることができます。

すぐにバックアップを実行する場合は、Backup now をクリックして手動でバックアップを開始することもできます。



データを選択して復元を実行する

紛失または削除されたデータを復元する必要がある場合は、まずバックアップデータから復元する項目を選択し、Restore をクリックします。

Restore Settings では、復元する範囲を選択できます。

Selected:現在選択しているデータのみを復元します。

All data of this account:選択したアカウントのバックアップデータをすべて復元します。

All data of this domain:Google Workspace ドメイン全体のバックアップデータをすべて復元します。

また、Original account にデータを復元するか、対応している場合は別のアカウントを復元先として指定することもできます。

設定を確認し、Next をクリックして復元プロセスを開始します。



バックアップタスクと実行状況を確認する

バックアップタスクを作成すると、Tasks ページですべてのバックアップタスクを確認できます。関連するドメイン、バックアップ項目、開始時刻、実行時間、現在のステータスなどを確認できます。

Progress & Schedule では、現在実行中またはスケジュールされているタスクを確認できます。History Tasks では、過去に実行したバックアップタスクとその結果を確認できるため、管理者はバックアップ全体の状況を簡単に把握できます。

5. 注意事項・確認事項

 

  • ⚠️ セキュリティを確保するため、バックアップ専用の独立したプロジェクトを作成することを推奨します。
  • ⚠️ JSON キーにはドメイン全体に対するアクセス権限が含まれています。暗号化して安全に保管し、他者と共有しないでください。
  • ⚠️ 設定に失敗した場合は、API の有効化、キーの作成、および OAuth スコープの承認が正しく行われているかを再度ご確認ください。
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