弊社のウェブページの改善のためにクッキーを使用しています。弊社のクッキーポリシーをお読みください。

2022-09-30

ADM、ADM 4.1によりセキュリティへの取り組みを強化


台湾の台北 2022年9月30日 - マルウェア攻撃からの保護の実施を強化するため、ASUSTORはユーザーにセキュリティと安全性をもたらすためにADMシステムを継続的にアップグレードしています。ASUSTORは、マルウェアの蔓延がデータセキュリティにとってますます大きな問題であり、Deadboltに似たランサムウェアがお客様とプロバイダーにとって警鐘を鳴らしていることを認識しています。これを踏まえ、ASUSTORはデータへの脅威を先行させるため、一貫したアップデートで可能性のある脆弱性を特定し、パッチを適用する取り組みを強化する予定です。
 
 
ADMバージョン4.1では、いくつかのセキュリティ修正が行われています:
• ADM 4.1 は Linux カーネルバージョン 5.13 を更新し、このセキュリティ問題を修正します。CVE-2022-0847
• ADM 4.1 は CVE-2022-2068 を修正するために OpenSSL を更新します。
• ADM 4.1 は cryptsetup を更新し、CVE-2020-14382 を修正しました。
 
ADMバージョン4.1では、複数のセキュリティ強化が完了しました:
• 可能性のあるセキュリティ問題を修正しました:CVE-2022-37398
• OpenLDAP スイートを更新し、セキュリティの脆弱性を修正しました:CVE-2020-12243, CVE-2020-15719, CVE-2020-25692, CVE-2020-25709, CVE-2020-25710, CVE-2020-36221, CVE-2020- 36222, CVE-2020-36223, CVE-2020-36224, CVE-2020-36225, CVE-2020-36226, CVE-2020-36227, CVE-2020-36228, CVE-2020-36229, CVE-2020-36230, CVE-2022-29155
• CIFS-utils を更新し、セキュリティ脆弱性を修正しました:CVE-2020-14342, CVE-2021-20208, CVE-2022-27239, CVE-2022-29869
 
ADM 4.1 はオープンソースアプリ関連の CVE 問題を解決しています:
• Apache HTTP サーバ:Apache が発行した CVE の問題を修正するために 2.4.54 に更新しました。
• 以下のバージョンの PHP は、複数のセキュリティ脆弱性に対応しています。
o PHP 7.3: 7.3.33
o PHP 7.4: 7.4.30
o PHP 8.1: 8.1.7
 
 
ASUSTORはデータセキュリティへの取り組みを強化し続けていますが、データをできるだけ安全に保つために、最新のセキュリティ機能を活用するためにADMを最新の状態に保ち、3-2-1に準拠したバックアップをとっておくことを引き続き呼びかけています。もっと包括的な防御策を講じることによってのみ、あらゆるデータセキュリティ上の脅威を効果的に低減することができるのです。
 
 
3-2-1 のバックアップについての詳細はこちら:  https://www.asustor.com/solution/backup_rules
ASUSTOR端末でセキュリティ勧告の詳細については、こちらをご覧ください: https://www.asustor.com/security/security_advisory
 
 
ASUSTORについて 
ASUSTOR Inc.は2011年に Asustek Computer Inc. の出資により設立されました。ASUSTORの名前は”ASUS”と”Storage”との組み合わせに由来します。ASUSTORはネットワークストレージ(Network Attached Storage, NAS)製品とビデオ監視(Network video recorder, NVR)ソリューションを提供している先進企業であり、関連するファームウェア、ハードウェア及びアプリケーションの開発と統合に注力しています。当社は比類のないユーザー体験と完全なストレージソリューションを世界中で提供すべく努力しています。
メディアお問い合わせ:marketing@asustor.com